新しい選挙活動法。その名は「選挙フェス」

2013年夏、国政選挙の第23回参議院議員選挙に一人のミュージシャンが立候補した。
彼の名前は三宅洋平。この動画は彼の選挙活動に密着した­ドキュメンタリー映画のトレーラー。
彼は犬式 a.k.a.Dogggystyle（現在活動停止）、(仮)ALBATRUSのバンド活動に加えてソロでもボーカル・ギターなどで活躍。
そのスタイル、音楽性、彼の発する言葉は多くのファンを魅了している。
彼ならではの、演説と音楽を融合させた選挙活動「選挙フェス」の様子を­映し出す。
この選挙で彼は、通常「演説」というカタチで人を集め、自分の「言葉」を有権者に訴えかける方式をひっくり返した。
彼をバックアップするさまざまなミュージシャンがゲリラ的なライブを行い人を集め選挙活動を行なった17日間26か所に及ぶ過酷な選挙戦を戦った。
この「選挙フェス」は当初は話題作り（端から見ると）に捉えられていたが、そのムーブメントは全国に広がりこの社会現象は選挙のハイライトとなった。
開票の結果は、残念ながら落選。しかし彼は17万6970票を集めた。これは小選挙区から立候補した数々の議員（自民や大きな政党）のその得票数を軽く上回った。
比例区からの立候補で残念な結果ではあったが、彼らの「選挙戦」はこれからの選挙に一石を投じるものになったのではと思う。
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