戦後70年の節目を迎える今年、衆議院での「安全保障関連法案」が可決。色々な問題が噴出する中、政府はこの法案を可決する為に様々な事項を都合のいいように解釈し捻じ曲げ、その内容が国民によく理解されていないと自身で発信しながら法案を通した。
そんな先の大戦の影がちらつく2015年の8月12日の渋谷である「フェス」が行われた。その名も「WORLD PEACE FESTIVAL」。
この「WORLD PEACE FESTIVAL」は音楽を通して、音楽家達が平和を願い、安保法案にも声を上げると言う事らしい。
昨今、いわゆる「ロックフェス」「フェス」は音楽業界、音楽家を救う為にその取り巻き達が乱立させている印象がある。CDが売れない時代に入り、ワンマンでのライブでも中々難しくなってきた業界が、当初あった「フェス」に目をつけたのである。
人が集い音楽を楽しむ。これについては私も行くのでおおいにアリだと思う。ここで考えた。そもそも「フェス」の原点はなんぞやと。その原点は「ウッドストック」という不定期で行われているアメリカのイベントだと思う。最初の「ウッドストック」が行われた1969年当時、ウッドストックには多くのミュージシャンが居たという。彼らは資金集めの為に力を合わせてイベントを企画した。これについてはこれ以上は書くのを控えるが、このイベントのコンセプトは「愛と平和を祝う」であったとされる。とすればこの「WORLD PEACE FESTIVAL」こそがその名の通りのイベントではないのかと思う。
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