パブロ・サンドヴァルのルーティン

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Published on 2016年1月18日 by brushup

元チームメートでサイヤング賞投手のバリー・ジトから名付けられた”Kung Fu Panda(カンフー・パンダ)”の愛称で呼ばれるパブロ・エミリオ・サンドヴァル選手は昨シーズンからボストンと大型契約を交わしサンフランシスコから移籍した。

この動画はサンドヴァルがバッターボックスに入る際の”ルーティン”の動画である。
サンドヴァルは両打ち(ちなみに両投げ)だが、基本的には左右どちらの打席に入る際も同じ”ルーティン”である。

打席の前でグリップエンドで”十字を切り”、ボックス内を”足でならし”構えに入るかと思いきや”ステップを踏み”投手方向へ。そこで”右足、左足のつま先をバットでコツンコツンと2回づつ”。ボックスへ向かいながら”ヘルメットをコツン&バットヘッドの汚れをはらい”、ボックスに。
今度こそ構えに入る…入らない。

このように長い時間をかけて、ボックスに入り投手と対峙する。

ずいぶん期待され大型契約を交わしたが、昨シーズンは”ゲーム中”のインスタグラム事件で出場停止を食らうなど自己ワーストのシーズンを送った。

MLBは昨シーズンから試合時間短縮の為、打者にも投球ごとのバッターボックスから両足をはずす動作へ”罰金”を課した。

バッターのルーティンには他にもいろいろな”長い儀式”を持っている選手が存在し、今季がラストシーズンと宣言したサンドヴァル選手と同僚デイビッド・オルティス選手もこれに該当する。

サンドヴァルの成績がその”試合時間短縮への罰金”のせいかどうかは不明だが、ボストンでの”ルーティン”はなかなか見られなくなった。

“ルーティン”はその選手の”独自の儀式”で非常に大切なものである。
イチローの”右腕”、五郎丸の”小さくなる”ルーティン。
他にも色々楽しめる。

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