60年ぶりの珍トリプルプレー

シアトル・マリナーズが対トロント・ブルージェイズ戦で60年ぶりという「3-6-2-2」でのトリプルプレーを成立させた。

このプレーは4-3のブルージェイズリードで迎えた4回表、無死1,3塁での場面で起こった。
打者が打った打球は1塁手の真正面のゴロ。これを1塁手がベースを踏みバッターランナーはアウトで1死。そのまま3塁ランナーを牽制しつつ、2塁へ転送し1塁ランナーを1-2塁間で挟殺プレーをする間に、3塁ランナーがスルスルと本塁へ伺う姿勢を見せる。
これを見て遊撃手はランナーを牽制して、本塁へ送球。その間に挟殺されていた1塁ランナーは全力で2塁を蹴り3塁へ。
捕手は3塁ランナーを追いやりよくあるパターンです。これ。
3塁ベース上にランナーが二人。こうなった場合ルール上では、前のランナー(ここでは3塁ランナー)に優先権がありもう一人のランナー(1塁ランナー)はアウト。審判が宣告します。
なので、この時点で2死。
でも勘違いするんですよ。よくわかってない選手は。でもこの場面3塁ランナーは多分あいまいだったんですね。
3塁ベースコーチが選手にふれた瞬間「びっくり」したような感じで、ベースを離れてしまいます。
捕手がタッチして「アウト!!」。トリプルプレーの成立。
これが60年ぶりの「3-6-2-2」でトリプルプレーです。
昔、よく言われましたね。「ベースを離れるな!!」
でもこの時3塁コーチが言ったのかもしれません。
「ベースを離れるな!!」

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